ビジネス文書検定取得者に聞く!挨拶状への熱き想い(FF課 山田)

連載

こんにちは!挨拶状ドットコム広報担当です!

連載企画【匠に密着】第3回。今回はビジネス挨拶状の制作や校正を担当されている、フルフィルメント課の山田さんにインタビュー。

ビジネスの場で使用する言葉遣いや言い回しなどの技能を計る「ビジネス文書検定1級」取得者。またビジネス挨拶状を扱う”挨拶状ドットコムProfessional”にスタート時から携わってきた挨拶状のスペシャリスト!

そんな山田さんにビジネス文書検定受験の背景や仕事の向き合い方など、たっぷりお話を伺ってきました。

見つけたのは自分の道

ー本日はよろしくお願いいたします!早速ですが、山田さんが挨拶状に携わり始めたのはいつ頃からでしょうか?

この会社でビジネス挨拶状を取り扱い始めたころに入社したので、大体20年くらい前からですかね。実は当時、ビジネス挨拶状をメインで取り扱っている会社はなかったんです。カタログやパンフレットなど他の印刷物の片手間で取り組むものという感じでした。

ビジネス挨拶状には写真がほとんど使われていない分、印刷の仕事としては楽な方でしたが、やっぱり毎日文字だけのものを作っていくと飽きてきてしまい…仕事にやりがいを感じられず、張り合いが持てないと感じていた日々でした。その時に自分はこのままではダメだと考え、そこから真剣にビジネス挨拶状に向き合ってみようとビジネス文書検定を受けてみることにしました。

はじめはビジネス文書検定の中でも1番やさしい3級から受けたのですが…なんと6人中3人が不合格。私も不合格者の1人でした(笑)そこからは継続して勉強する日々。特にビジネス文書検定1級は筆記試験があり難しく、受験のタイミングも運悪く繁忙期と重なって、合格までは3年の道のりでした。

ーどうやって勉強を継続できたのでしょうか?

やっぱり支えてくれた人がいたというのが大きかったですね。妻が、私が勉強していないと「勉強しなさい」って言ってくれるんです(笑)1人では継続して勉強はできなかったと思うし、応援してくれる人がいたからこそ頑張れました。ビジネス文書検定1級に受かった時は、2人で抱き合って喜んだことを覚えています。

また”ビジネス文書検定1級”というものは、自分の存在価値を強く感じさせてくれるものになりました。今まで曖昧だった自分の道というものをやっと見つけたというか…1級が取れていなかったら、今この仕事を続けることができていなかったかもしれません。それくらい私にとっては大きな経験でした。

行間に込められた想いをくみ取る

ービジネス文書検定取得が役に立っていると感じる時はどんな時ですか?

まず、ご注文いただいた挨拶文を見た時に、違和感や気づきを感じることができるようになりました。勉強して知識という地盤ができたので、あの時の勉強が役に立っているなと感じますね。

そもそも、挨拶状というものはお客さまの大切な想いが込められているので、本来手を加えるものではないと考えています。そのため”この1枚で何を伝えたいのか”を把握することが大前提です。お客さまの作る挨拶状には文字や文章だけでなく行間にも想いが込められています。そういった想いに沿って言葉を正しく修正しつつ、見た目も美しく整える。これができるようになったのはビジネス文書検定を取得し知識を身につけたからこそだと思います。

大切なのはこだわりをもつこと

ービジネス挨拶状に20年近く携わってこられた中で、どのようにして品質を向上させてきたのでしょうか?

やはり、商品やサービスにこだわりをもってやってきたということが1番大きいでしょうか。先ほどもお話したように、昔は挨拶状をメインで取り扱っている会社がなかったので、文章が間違っていたり、レイアウトが整っていなかったりすることが多くありました。

しかし、挨拶状というものは想いを形にして相手に伝えるもの。つまり1枚の紙の中にお客さまの大切な気持ちが込められているので、商品1つ1つと真剣に向き合うことが必要だと感じました。

そのために文章を正し、レイアウトを修正して見た目が美しく見えるよう工夫する、こういったこだわりこそが挨拶状ビジネスを成長させることができたのではないかと考えています。

-こだわりを持つようになって良かったなと感じることはありますか?

お客さまから感謝の言葉をいただくと、やっていてよかったなと思いますね。お客さまの想いを伝えるお手伝いができたのだと実感しますし、同時に自分の仕事は人に感動を与えることができているのだと強く感じます。

挨拶状は出す機会が無いと注文されない商品ではありますが、過去に注文してくださった方に再度挨拶状ドットコムのサービスを利用していただけた時は、サービスに満足していただけたのだと思い、とても嬉しいです!

すべてはお客様の喜びのために

ーそれでは最後に読者の方へ一言お願いいたします!

私は、仕事というものは何か頑張れるきっかけがあるからこそ続けることができると考えています。私の場合は、ビジネス文書検定という資格を取得したことで、自分の存在意義を見つけることができました。この存在意義こそが仕事を頑張ることができる理由です。

また、”人のために”という軸で働くことができるようになったのも、仕事を続けることができる理由の1つです。自分ではなく他の人のために動いて、その人が喜んでくれる。その姿を見ることができるのはとても嬉しいことだと思いますし、これからも”人のために”という軸で動いていきたいです。

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