【制作秘話】「デジタルきずなばこ」ができるまで

スポット

こんにちは、挨拶状ドットコムの「🦝」です!

2025年度の年賀状販売がスタートしスタッフも大忙しの今日この頃。

実は今年…挨拶状ドットコムのとっても重要でとっても大事な年なんです。みなさんは何だと思いますか?

そう、挨拶状ドットコムが今年で20周年を迎えたんです!🎉(ワーパチパチ👏

挨拶状ドットコムでは20周年を記念し、年賀状サイトにて感謝の想いを込めた特別企画「LOOKING BACK」20周年特設サイトをご用意させていただきました!みなさまはすでにご覧になりましたでしょうか?

挨拶状ドットコムとお客さま、ともに歩んできた歴史を楽しく振り返ることのできる多数コンテンツのほか、抽選で豪華プレゼントが当たる20周年プレゼントキャンペーン(2025年1月13日(月)まで)も開催中ですので、まだ見てないよ!!!という方はぜひお立ち寄りいただければと思います。

さて、今回はそんな20周年特設ページのメインコンテンツである「デジタルきずなばこ」ができるまでの制作秘話をご紹介していきたいと思います!

課題とアイディア

事の始まりは4月、来年度の年賀状施策に向けて動き始めるころ、挨拶状ドットコムのスタッフ陣はある決定に頭を悩ませていました。

物価高の影響により、挨拶状ドットコムの定番サービスであるきずなばこプレゼント企画」の中止が決定されたからです。

長年ご愛好いただいていたきずなばこ企画を一方的にやめてしまってはお客さまに誠意を欠いてしまう…何とかしてきずなばこに代わるコンテンツを作成しお客さまにお届けしたい…!

一方で…当時そんな事情はつゆほども知らない🦝はとある企画書を提出しました。

後にデジタルきずなばこの前身となる「年賀状web美術館」という企画です。

内容としてはその年度のきずなばこを開けると当時販売していたはがきデザインがずらっと並び、年賀状デザインを見ることができるアーカイブサイト…といったもの。

(「年賀状web美術館」企画書の一部。このアイデアはのちに年賀デザインミュージアムで一部再現されました)

このきずなばこを開けるギミックが好評をいただいたようで「きずなばこをメインに据えた」企画で何かできないか、という提案をいただき(このタイミングで今年度のきずなばこプレゼント企画の中止を知る🦝)再検討を開始、数日後には「デジタルきずなばこ(仮)」制作チームが結成…と中々にスピード感のある決定の連続で企画をスタートすることになりました。

企画始動~コンテンツづくり

制作チームでアイデアを持ち寄りキックオフミーティングを開催。コンテンツづくりにむけた主な方針は以下の通りになりました。

  • コンセプトは年賀状を楽しく振り返り、懐かしむ。」また、きずなばこのコンセプトある「つながりの歴史書」を受け継ぐ。
  • きずなばこに代わるお客さまが楽しめるサービスをつくる。
  • ターゲットは挨拶状ドットコム年賀状を複数年以上ご愛顧いただいているお客さま。

さて「デジタルきずなばこ」を名乗るからには、きずなばこの機能をある程度再現する必要があります。

きずなばこの機能のひとつが、表紙裏面のポケット。このポケットにお客さまご自身が作成された年賀状など、特別な年賀状を一枚、収納することができます。

この機能を再現しよう!ということで採用されたのが「思い出の一枚を振り返る」機能。デジタルきずなばこでは、お客さまが作成された最大12年分の年賀状を、年度ごとに一枚ずつ振り返ることができます。

また、きずなばこをずらっと並べて購入した年度のみきずなばこを明るく輝かせる仕様に。ログインすることで、ひと目みて挨拶状ドットコムとお客さまのつながりの長さを感じることができるようにしました。

(明るいきずなばこも見たいという方へ、いったんログアウトの状態に戻っていただければすべて明るい状態のきずなばこを確認することができますよ!)

「デザインや当時の出来事から思い起こされる年賀状づくりの記憶」「お子様の成長を一度に振り返る家族」…そんな青写真を思い描きながらデジタルきずなばこ企画の内容が確定しました。

企画内容をもとに制作したワイヤーフレーム。こちらをデザイナーさんにお渡ししデザイン制作を進めていただきました。

サイトデザイン

作成したワイヤーフレームをもとにデザイン制作を開始していきます。

デザインの候補には本棚風、美術館風、ギャラリー風…などなど。今回は親しみやすい「リビングのひとすみ」をイメージしたウォールキャビネット風のデザインに決定。

デザイナーさんに親しみやすい、温かさを感じるナチュラルデザインで仕上げていただきました。とてもおしゃれ。

ページ下部もこだわりポイント。身近さや温かさをテーマにデザインいただきました。

コーディング

ステキなデザインを納品していただいたら、最後のお仕事はコーディング。納品いただいたデザインに忠実に、ちょっぴり遊び心を加えながら実装を進めていきます。

(このときコーディングと平行しながら年号プレートをクリックすると出てくる「20○○年の出来事」テキストも作成。時事録を調べながら懐かしい気持ちになる🦝)

公開!

入念に動作チェックを進め、2024年9月29日年賀状サイトのオープンと同時に公開!

リリースからひと月ほどですが、すでにお客さまから嬉しいお声もいただいております!(^^)!

こういったお客さまとの距離感の近さや信頼関係を、挨拶状ドットコムはこれからも大事にしていきたいと考えております。

20周年記念の企画が非常に面白かったです。
自分が過去に注文したデザインを見て、当時の自分を思いだすなど。
振り返ると10年間お世話になっているようです。
デザインも良く、サイトへの信頼感もあり、今後もお世話になりたいと思っています。
(40代
女性)
今年は年賀状でお世話になれず残念でしたが、初めての喪中はがきだったのでQ&Aがとても役立ちました。きずな箱のおかげで毎年キレイに保管できていました。続けてほしかったです。周年記念の過去写真で子どもの成長や家族の思い出が蘇り、ほっこりさせてもらいました。郵便代が高くなり、大変な業界だと思いますが、年イチのお楽しみ風物詩を守っていって下さい。お会いしたことはありませんが、機械的ではなく人間味と親近感があり、好感度大です!
50代 女性)

さいごに

これからもお客さまに喜んでいただけるようなコンテンツをお届けしたいという想いから生まれたデジタルきずなばこ。あなたも思い出の年賀状を一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

また、デジタルきずなばこのほかにも、過去の人気年賀状デザインを振り返ることのできる年賀デザインミュージアムや、過去のアンケートキャンペーンゲームが遊べるLET’S PLAY ゲームセンターなど、挨拶状ドットコムの歴史を振り返ることのできる企画をご用意いたしましたので、ぜひ楽しんでいただきたいです!

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