総評
今年も、全国から1017作品のご応募ありがとうございました。
人それぞれの心に残る、年賀状の思い出は実に多彩で新鮮です。
そして、今回の受賞作品の多くが「絆」の大切さを改めて教えてくれるものでした。
受け取った1枚の年賀状が、人の心を動かし思い出に変わる瞬間をぜひご覧ください。
受賞作品
審査委員の紹介
徳丸博之株式会社にっこう社 代表取締役

略歴
出身地:大阪府
1969年大阪府生まれ
関西大学を卒業後、金融機関にて営業活動を行う。
2000年独立を決意し、同年に退社。
2004年にビジネス挨拶状に特化したweb通販サイト「挨拶状ドットコム」を立ち上げ、以後年賀状印刷、結婚式招待状印刷専門サイトなど挨拶状に特化した、webサイトの立ち上げを行う。
2009年 第1回年賀思い出大賞 最終審査委員長を務める。
【webサイト】
挨拶状ドットコム https://www.aisatsujo.com/
挨拶状ドットコム Designer's https://www.aisatsujo.jp/
今回応募作品の総評
今回で四回目。受賞された方おめでとうございます!
毎年思います。人の数だけドラマがあると。
幼い頃の両親との思い出。高校生の時の淡い思い出。
年賀状をきっかけに友人との再会。そして亡くなった両親との思い出、などなど。
年賀状は自分の過去や今の人とのつながりの大切さを改めて考えさせてくれる。
是非、全ての作品を読んでいただきたいですね。
中川 越

略歴
出身地:東京都
1954年東京都生まれ
大学を卒業後、雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。
『文豪たちの手紙の奥義―ラブレターから借金依頼まで』
(新潮文庫・新潮社)
『名文に学ぶこころに響く手紙の書き方』
(講談社+α文庫・講談社)
『気持ちが伝わる手紙・はがきの書き方全集』
(PHPビジュアル実用BOOKS・PHP研究所)
『そのままうつせる!すべての仕事で使える文書大事典』
(永岡書店)
『手紙・はがき書き方事典 デカ字版 』(講談社) 等
今回応募作品の総評
毎年の楽しい審査のひとときを今終え、充実感でいっぱいです。
多くの方々の年賀状のさまざまな思い出、深い想いに彩られた思い出を、まるで自分の思い出のように感じることができ、興奮し、そして、やすらいでいます。
何年も続く催しなので、これまでのものとことなるものはあまりなく、バリエーションという点では、尽きているのではと思っていました。
とんでもない、浅はかな想像でした。
今年も、年賀状にまつわる輝く思い出は、実に多彩で新鮮です。
今回も、真新しい気持ちで、わくわくしながら拝見しました。
応募作品は、仕方なく優秀作などを選びましたが、本当は応募作すべてが優秀賞です。拝見した思い出は、それぞれに尊く輝いて見えました。
山崎順子堺市立錦小学校 教諭

略歴
出身地:大阪府
1951年大阪府生まれ
中学校時代のペンフレンドクラブ(旧郵便友の会)の入部がきっかけで、高校のペンフレンドクラブでは、初めての女性の近畿地方連合の委員長を務め、全国大会にも参加する。
大学時代には、全国の中、高校生のリーダー育成の手助けをする。
小学校に勤めた後、赴任する学校にペンフレンドクラブを結成し、全国文通教育研究協議会(全文教)の指導委員長を現在、務める。
児童図書「手紙を書こう」を監修し鈴木出版から出版する。
また、小学校時代にペンフレンドクラブに入部したことで、海外に興味をもち、中学留学した教え子がいる。このことが話題になり、月刊雑誌アルク出版「子ども英語」7月号に載る。
今回応募作品の総評
今年は、当然かもしれませんが、
震災に関する思い出の年賀状に身に迫る思いを持ちました。
やっぱり、メールより手紙・年賀状ですね。
受け取った後も じっくりと読み直したり、
読むことで、励まされた体験が、多かったように思います。
また、学校として『年賀状の思い出』に取り組んで
応募しているケースがあり、良いことだなあと思いました。
こういう事例が広がると、年賀状のよさも若い人たちに
広がっていくと思います。年賀状を書く人が増え、
今後もコンクールの応募が広がることを期待したいと思います。
高橋和彦東住吉郵便局長

略歴
出身地:滋賀県
1951年滋賀県生まれ
中央大学卒。郵便局に就職後、近畿郵政局に転用し、郵政部内の郵政大学校を卒業。主に郵便営業・業務・管理等の仕事に従事した後、平成19年の民営化を機に「郵便局株式会社」に転籍。
和歌山県:新宮郵便局長、大阪:生野郵便局長、兵庫:姫路南郵便局長、などを歴任、今日に至る。
阪神大震災当時、神戸中央郵便局に勤務していたときの体験を、平成17年に産経新聞が募集した「私の10年」震災エッセーに作品「赤いバイク」を応募し、大賞を受賞する。
趣味は絵画。「二科展」のポストカードデザイン部門に6回入選。
今回応募作品の総評
年賀状は、その人のことを思って書くことによって宿るものだと改めて思いました。祈りの力が宿った年賀状には、命が吹き込まれずっしりと湿って重くなるのだということを教えられました。「年賀状の力」はスゴイです。
年賀状は、年に1度空から舞い降りる天使の幸せの羽根だと思います。年賀状を書くということは、相手のことを思い浮かべ、実は自分自身を見つめ、深めることです。去年、東北大震災があり、被災された多くの方々が今なお困難に立ち向かっておられますが、応募されたすばらしい作品を読みながら、改めていつまでも優しい思いやりの心が交流する国であってほしいと心から願っています。
掲載されました
過去の受賞作品
諸権利
入賞作品の著作権及び、広告、商品化、書籍化(電子書籍を含む)などに使用する際の2次使用権は主催者に帰属します。応募作品に記載された個人情報は「第4回年賀状思い出大賞」に関わる審査、お問い合わせ、結果通知などに利用させていただきます。
応募作品が第三者の著作権その他の知的財産権を侵害している等トラブルが生じた場合、その作品の応募者は一切の費用を負担し、責任を持って処理・解決されるものとします。
この場合該当作品は入賞対象から除外するものとします。
お問い合わせ
TEL:06-6450-8029(平日 午前10:00~午後6:00)
E-mail:omoide@aisatsujo.com
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