かがみんと学ぶ年賀状マナー講座②

そうだね。もちろんマナーはあるけどポイントを押さえれば大丈夫だよ！
一番の基本は元旦に届けること。

元旦に届けてもらうためのデッドラインは、郵便局が頑張ってくれる12月25日！
クリスマスまでに出すって覚えとくと忘れにくいよ。

遅れても、お正月飾りの期間、「松の内（まつのうち）」の間ならOKだよ。
※松の内の期限：だいたい1月7日まで（地域によっては15日）

もし7日を過ぎるなら、それはもう年賀状とは言えないからね。
「寒中見舞い」として送るのがマナーなんだ。

注意してほしいのは、たとえ余っていても、
年賀切手や年賀状、それに「年賀」の文字は使わないようにしようね。

宛名にもルールはあるんだけど実はすごくシンプルだよ。
ポイントは2つ「敬称」と「省略しない」ってこと。

まず、ポイント１つ目の「敬称」の使い方について説明するね！

正解！
まず、個人宛なら絶対に「様」を使う。
夫婦や家族で連名にするのがポイントだよ。

夫のフルネームを書いて、その左隣に妻の名前だけを書くんだ。
それぞれに「様」をつけるのが一般的で丁寧だよ。

そう！ここは注意が必要で、「御中」と「様」は併用しないのがマナーだよ。

敬称が「御中」を使用する時の”OK例”と”NG例”を見てみよう！

それは間違いだよ。
役職名自体に敬意が含まれているから、氏名の上に小さく役職名を書き、氏名の下に「様」を付けるんだ。

今度は、敬称が「様」を使用する時の”OK例”と”NG例”を見てみよう！

さっきも説明したけど、「御中」と「様」は併用しないのがマナーだったよね。
だから、「営業部 御中 挨拶 太郎 様」とは書かないんだよ。

ダメダメ、ここは省略厳禁！
相手に届くものだから、手間でも正確に書くのがマナーだよ。
都道府県から書こう（転居した可能性もあるからね）。

「一丁目二番地三号」のように、「丁目、番地、号」まで漢数字を使って正式に書く。
（横書きなら算用数字でもOK）
マンション名やビル名も省略せずに書こうね。

いい質問だね！
基本的なマナーとしては、年賀状の裏面（通信面）と表面（宛名面）の向きは合わせるのがベストだよ。

その通り！

裏面（デザイン面）が縦向きのデザインの場合
宛名面も縦書きで書くのが最も一般的で正式な書き方とされているよ。数字も漢数字を使うのがマナーだね。

裏面（デザイン面）が横向きのデザインの場合
宛名面も横書きで書いてOK。この場合、住所や数字は算用数字（1, 2, 3…）を使っても問題ないよ。

そうだよ。
ただ、目上の人や特に礼儀を重んじる相手に送る場合は、デザインが横でも縦書きを選ぶほうがより丁寧だと感じる人もいることは頭の隅に置いておくといいかも。

ばっちり理解できたね！
ちなみに、切手や郵便番号の枠が縦の向きになっているから、やはり縦書きが年賀状の伝統的なスタイルではあるんだ。

最後に、パッと見て「丁寧だな」と思わせるコツを教えるね。
それは「文字の大小」だよ。

氏名：宛名で一番大きく、中央に書く。これが主役！
住所：氏名より少し小さく書く。

そうだね。 ちなみに、自分の住所や名前（差出人）は、表面の左下に、
相手の宛名より小さく控えめに書くのが正式なマナーだよ。

じゃあ、今日のまとめだよ！