2018.11.9

現地取材! だるま作家 真下輝永さん

スタッフ 辰巳
だるま職人 真下輝永(ましも てるなが)さん

今年、注目の新規クリエイター!だるま職人 真下輝永(ましも てるなが)さん。
全国70%のだるまの産地、群馬県高崎市で代々だるま職人をされていて、真下さんで三代目。職人として作品にかける想いや大切にしていること、さらに真下さんを支えるおかみさんの想いなどを聞いてきました!

■多くの方にだるまさんを広く楽しんで欲しい!

だるまさん

自分の作品を年賀状のモチーフとして提供するのは、今回が初めてという真下さん。
多くの方にだるまさんを広く楽しんでいただけるきっかけになれば!と快くお引き受けいただきました。「立体で作ったものが、どんな風に年賀状のデザインになるのか想像ができなかったので、実際にできあがった年賀状を見てビックリ&感動しました。だるまさんがこちらを覗いていたり、自分たちでは思いつかない表現方法で、可愛く仕上げていただき嬉しいです!」と、ご本人も大満足の年賀状デザインができました♪

おめでたくって、かわいくて、他にはないだるま年賀状
おめでたくって、かわいくて、他にはないだるま年賀状

■1本の筆から生まれる、だるまの表情。

1本の筆から生まれる、だるまの表情。

お店の中にはたくさんのだるまが並んでいます。そのだるまの表情は実にさまざま。
「だるまの顔は、職人によってそれぞれの味がある、僕の場合は、優しさの中にも凜々しさのある表情になるように描いています。また、筆の強弱で力強さを表現しています。」と真下さん。そのすべてが1本の筆から生まれてくるなんて、まさに職人技です!

■ゆっくり順を追って・・・が、とても大切。

ゆっくり順を追って・・・が、とても大切。

高崎だるまという伝統工芸を残していくためには、お弟子さんを育てることが、とても重要。
技術を教える上で、大切にしていることは?とお伺いしてみました。
「職人になるには、徐々に教えていく必要があると思っています。最初は、小さいだるまから、練習していきます。大きいだるまに描こうと思えば描けると思うんです、でもそれではただ“描いているだけ”になってしまう。バランス感覚、顔や文字の書き方の意味や筆使いの技術を身につけるにはゆっくり順を追って教えていくことが、とても大切だと思っています。」

■職人 真下輝永とは?

明るくて気さくで、笑顔がとっても素敵なおかみさん。

明るくて気さくで、笑顔がとっても素敵なおかみさん。
「職人さんには“自分の良いと思ったものを買ってくれ”という方と“自分の技法で相手の望んでいるものを表現して共同していく”という、2通りの方がいると思っています。ウチの三代目は後者。目の大きさ、文字の大きさなど細かなところまで希望を聞いてイメージを形にしていく、依頼者に寄り添える職人だと思っています。」と、誰よりも職人 真下さんを理解し、一番近くで支えているおかみさん。お二人の絆の強さを感じました♪

■職人の技を肌で体感!

職人の技を肌で体感!

実際にだるまの絵付け体験をさせていただきました! ベースとなる白色を塗って、その上から丁寧に丁寧に色を塗り重ねていきます。ドライヤーで乾かして、また塗っての繰り返し。ムラにならないように塗るのがとっても難しいんですよ!そして、着色が完了したら、いよいよ顔を描いていきます!みんな、無心でだるまに向き合っています。さて、どんなだるまに仕上がるのでしょうか?^^

じゃじゃ?ん!完成♪ 個性溢れるだるまに仕上がったと思いませんか?!

じゃじゃ?ん!完成♪ 個性溢れるだるまに仕上がったと思いませんか?!

今回の取材では、たくさんのお話を聞くことができました。高崎だるまという伝統工芸、伝統を守りながらも常に新しいことに挑戦している姿勢や想いに、年賀状という伝統文化を扱う私たちもすごく刺激をいただきました。また、真下さん、おかみさんと出会い、一緒にお仕事できたことに改めて感謝した1日でした!

真下さん、おかみさんと出会い、一緒にお仕事できたことに改めて感謝
column3