2019.11.6
取材!木彫り人形作家 BUNi PUNiさん
独特のブニッとしたキャラクターで人気の木彫り人形作家、BUNi PUNi(ブニプニ)さん。
ひとつひとつ手作業で木彫り・絵付けをしており、素朴ながら愛らしさにあふれる作品を作り出しています。今回の取材では、木彫り人形を制作するきっかけやこだわりのポイントなどをお聞きすることができました!
■木彫り人形を制作するようになったきっかけは?
ひょうたん型のネコなどほのぼのとした表情が印象的で、どこか懐かしいような気持ちになるキャラクターたち。木彫り人形を制作するようになったきっかけについてお伺いしてみました。
「夫婦で誕生日などにお互い手作りのものをプレゼントしあっていて、ある年、夫からのプレゼントが猫の木彫り人形でした。その木彫り人形の猫が本当に気に入って、この可愛さを多くの人に感じてもらえたらいいなと思ったのが、木彫り人形を制作するきっかけでした。」
■木彫り人形制作でこだわっているポイントは?
ポップな色合いで着彩された猫たちは、手にしてみると軽く、それでも木の素材感がしっかりと残っています。木彫り人形制作でこだわっているポイントをお伺いすると、「顔がぷっくりするように彫っています。そして木の素朴な質感を残せるように、あまり細かく削りすぎないよう気をつけています。絵付けでは顔の表情がポイントになるので、自分が本当に納得できるまで頑張っています。それときっちりしっかり塗らないようにして、全体に柔らかい感じを出しています。」と、楽しそうにお話してくださりました。素敵な作品の裏側には、なかなか知ることのできないこだわりが数多く詰まっています!
■木彫り人形への想い、大切にしていることは?
普段はネコの木彫り人形をメインに作っているBUNi PUNiさん。
「自分の作ったものにワクワクできるかどうかを大切にしています。特に、年賀状のデザインは干支が変わるので毎年ワクワクしながら制作しています。普段イノシシやヘビを作る機会がないので新鮮!まずは干支一周に挑戦したいです。」と、お二人の想いに私たちも嬉しくなりました。
■「BUNi PUNi」の名前の由来
BUNi PUNi(ブニプニ)の名前の由来が気になり聞いてみました。
「可愛らしくてムチっとした子供や、太った猫を見るたびに「ぶにっとしているね~」と二人でよく話していたので、「ブニ」はまず名前に入れようと決めました。それから字面も含めていろいろ組み合わせを考えた結果、「BUNi PUNi(ブニプニ)」となりました。実は最初、あまりしっくりきていなかったのですが、ずっと使っていたらもうすっかり慣れました。」
名前とはそんなものなのかもしれませんね♪
■木彫り人形制作に挑戦!
実際に木彫り人形制作体験をさせていただきました!
①まずは型紙を使って削るためのガイドを書いていきます。削っては書いて、削っては書いての繰り返しです!②線にそって削っていきます。場所によって削りやすいところと削りにくいところがあってなかなかムズカシイ・・・③線がブレないように慎重に書いていきます。木の質感が失われないよう、色を付けすぎないように。全員必死です!
④絵の具が乾いたら完成!
出来上がった作品はみんなの個性が出ています。表情に違いがあって面白いですね!
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