総評
今年も、全国から861作品のご応募ありがとうございました。
人それぞれの心に残る、年賀状の思い出は実に多彩で新鮮です。
そして、今回の受賞作品の多くは、改めて「絆」の大切さを教えてくれるものでした。
受け取った一枚の年賀状が、人の心を動かし思い出に変わる瞬間をぜひご覧ください。
受賞作品
審査委員の紹介
徳丸博之株式会社にっこう社 代表取締役
略歴
出身地:大阪府
1969年 大阪府生まれ
1992年 関西大学を卒業、金融機関に就職
2000年 独立を決意し、同年退社
2004年 挨拶状に特化したweb通販サイト「挨拶状ドットコム」を立ち上げ、以後年賀状印刷など挨拶状に特化した、webサイトの立ち上げを行う
2009年 第1回年賀思い出大賞 最終審査委員長を務める
【webサイト】
挨拶状ドットコム https://www.aisatsujo.com/
挨拶状ドットコム Designer's https://www.aisatsujo.jp/
今回応募作品の総評
今年も素敵な作品がたくさん。各世代のいろいろな思い出に感動し、元気をもらえました。
作品は当然、同じものは一つもなく、その方にとっては大切な唯一の思い出。
自分以外の思い出に触れ 、何かを感じてもらえたらうれしく思います。
年賀状は「過去のつながり」でしょうか?
私は「一生のつながり」の証しだと思います。
伊東 敏朗日本郵便株式会社 取締役副社長
略歴
出身地:神奈川県
1976年 郵政省に入省
郵便分野等の勤務を経て、日本郵便株式会社 取締役副社長。
毎年800通以上の年賀状は、表面・裏面とも、すべてを自ら毛筆で書く。
手紙愛好家でもあり、普段の手紙には名前の透かしが入ったオリジナルの便箋と封筒を愛用。
今回応募作品の総評
今回初めて「年賀状思い出大賞」の審査に参加させていただきました。
しみじみと心温まる思い出、思わず涙がこぼれる思い出、微笑んでしまう思い出・・・。
一枚の年賀状に、実に様々なドラマがあるものですね。
「年賀状は今と未来の幸せをつなぐお守り」、「あけましておめでとうございますは幸せをもたらす魔法の言葉」といった素晴らしい言葉もありました。
数十年もの時を超えてひととひとをつなぎ、海を越えてひととひとをつなぐ年賀状は、応募作品にもあったように、まさに「日本の心を届ける」ものだと改めて感じました。
中川 越
略歴
出身地:東京都品川区
1954年東京都生まれ
雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。
古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙から「手紙のあり方」を考える。
また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、そのエッセンスを紹介するなど、多様な切り口から手紙に関する書籍を執筆し、手紙の価値や楽しさを紹介している。
著書に、『文豪たちの手紙の奥義』(新潮文庫)、
『手紙・はがき書き方事典』 『名文に学ぶこころに響く手紙』(以上、講談社)、
『気持ちが伝わる手紙・はがきの書き方全集』(PHP研究所)、
『年賀状のちから』(CKパブリッシング)、
『すべての仕事で使える文書大事典』(永岡書店)などがある。
2012年、日本郵便株式会社「年賀イノベーション研究会」のメンバーとなる。
『年のはじめに触れあう心―年賀状のいま、そしてこれから』(日本郵便株式会社発行)に、「年賀状の系譜とことばに対する感受性」を執筆。
【ホームページ】
今回応募作品の総評
楽しい年賀状の思い出、美しい年賀状の思い出を今年もたくさん読ませていただきました。
年賀状や手紙をどう書けば、思いが十分に伝わるかと、誰でも考え込むわけですが、応募された皆さんの思い出を読ませていただくと、そんな悩みは消えてしまう気がします。
どう書くかということより、その前に、相手をどう思い、自分がどう生きているかということにより、言葉の重みや強さ、楽しさ、そして美しさが違ってくるのだと教えていただいたような気がします。
応募された全作品は、すべて美しい命のきらめき、ひたむきに生きている命の証のように感じられ、心が洗われた思いです。ありがとうございました。
山崎順子日本郵便株式会社 近畿支社 郵便事業本部 営業部 スーパーバイザー
略歴
2012年4月、38年間勤めた堺市立の小学校教諭を定年退職したあと、手紙文化を広めるために、日本郵便株式会社 近畿支社 郵便事業本部 営業部 スーパーバイザーとして勤務。
本社の企画している『手紙の書き方体験授業』に携わり、教育委員会に働きかけたり、学校への出前授業をしている。また、出前授業ができる講師育成にも協力している。
今回応募作品の総評
今回も素晴らしい作品が多かったと思います。
特に父親に関する年賀状が多く、普段の生活で気づかなかった父親の存在に改めて気づくきっかけを作ってくれた作品に感謝したいですね。
手書きにこだわらず、印刷でもいいので、年に1度の年賀状を出し続けてほしいですし、人と人が繋がることで、心豊かに過ごすことができるのだと思います。
今年も若い人の作品がありましたが、作品を書きながらメールより年賀状が良いと気づいたのではないでしょうか。
もっと若い人の作品が増えることに期待しています。
年賀状って、やっぱりいいですね。
掲載されました
- BS日テレ「良い国のニュース」
- 番組特集(11月12日放送分)で過去の受賞作品が再現VTRで紹介されました。
- 東京ケーブルテレビ
- 年賀状ミニ番組「Precious Message」(12月放送)で過去の受賞作品が紹介されました。
過去の受賞作品
次回の募集について
次回の募集は2013年11月を予定しております。
主催・後援
- 主催
- 運営会社:株式会社にっこう社
- 後援
お問い合わせ
TEL:06-6450-8029(平日 午前10:00~午後6:00)
E-mail:omoide@aisatsujo.com
諸権利
入賞作品の著作権及び、広告、商品化、書籍化(電子書籍を含む)などに使用する際の2次使用権は主催者に帰属します。応募作品に記載された個人情報は「第5回年賀状思い出大賞」に関わる審査、お問い合わせ、結果通知などに利用させていただきます。
応募作品が第三者の著作権その他の知的財産権を侵害している等トラブルが生じた場合、その作品の応募者は一切の費用を負担し、責任を持って処理・解決されるものとします。
この場合該当作品は入賞対象から除外するものとします。
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