総評
今年も、全国から1,021作品のご応募ありがとうございました。
人それぞれの心に残る、年賀状の思い出は実に多彩で新鮮です。
そして、今回の授賞作品の多くは、改めて「絆」の大切さを教えてくれるものでした。
受け取った一枚の年賀状が、人の心を動かし思い出に変わる瞬間をぜひご覧ください。
授賞作品
※「日本郵便賞」の発表は11月下旬を予定しています
授賞式
東京中央郵便局で行われた授賞式にて、授賞された方々に表彰状をお渡ししました。
審査委員の紹介
徳丸博之株式会社にっこう社 代表取締役
略歴
出身地:大阪府
1969年 大阪府生まれ
2004年に、挨拶状に特化したweb通販サイト「挨拶状ドットコム」を立ち上げ、以後年賀状印刷など挨拶状に特化した、webサイトの立ち上げを行う。
2009年の第1回年賀思い出大賞から最終審査委員を務める。
【webサイト】
挨拶状ドットコムprofessional https://www.aisatsujo.com/
挨拶状ドットコム Designer's https://www.aisatsujo.jp/
今回応募作品の総評
昨年から日本郵便様の後援もあり、幅広い層の応募をいただくことができました。
やはり毎年、どれも素敵で唯一の作品ばかり。
楽しかったり、悲しかったり、時にはせつなかったり、時には甘酸っぱかったり。
共感することで、多くの感情が蘇る。そしてすべての作品に「心」があるのだと思います。
年賀状は明日につながる「元気」だと思います。
福田 聖輝日本郵便株式会社 代表取締役副社長
略歴
出身地:熊本県
昭和25年まれ
昭和46年の郵政省入省以来、郵便事業を中心に業務に携わっている。
最近では日本で最も大きな新東京支店長、東京支社長として、業務の改善や社風の改革など精力的に活動。
東京支社長時代も代表取締役副社長になった現在も、ほぼ毎日、愛用の万年筆で直筆の手紙を書いている。
「心のこもった直筆の手紙は、一番身近で手軽に気持ちを伝えることができる方法のひとつです。メールはとても便利ですが、心を伝えるうえで手紙に勝るものはないと思います。手紙のいいといころや大切さをこれからの若い世代の皆さんにも伝えていきたいですね」
今回応募作品の総評
心温まるお話、1枚の年賀状に対する想いなどが表現されており、素晴らしい作品ばかりで感動しました。
読ませていただいて、年賀状が人と人の心をつなぐ大きな役割を持っていること、また、その仕事に携わっていることの喜びを感じました。そして、1枚の年賀状が1人の人に感動を与え、その人の心にいつまでも残り、時としてはその後の人生を変えてしまう大きな力があることを、あらためて実感しました。
そのような、受け取る人に感動を与えている年賀状の共通点は、書く人がどれだけ相手のことを思って書いているか、というところだと思います。私も毎年800枚ぐらいの年賀状を書きますが、今年は受け取っていただいた方に少しでも感動を与えられる年賀状にしたい、と意を決したところです。
いただいて嬉しく、楽しい気持ちになる年賀状を作りたいですね。
中川 越
略歴
出身地:東京都品川区
1954年東京都生まれ
雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。
古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙から「手紙のあり方」を考える。
また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、そのエッセンスを紹介するなど、多様な切り口から手紙に関する書籍を執筆し、手紙の価値や楽しさを紹介している。
著書に、『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』(マガジンハウス)、
『文豪たちの手紙の奥義』(新潮文庫)
『手紙遺産』(文月書房)
『手紙・はがき書き方事典』 『名文に学ぶこころに響く手紙』(以上、講談社)
『気持ちが伝わる手紙・はがきの書き方全集』(PHP研究所)、
『年賀状のちから』(CKパブリッシング)などがある。
2012年、日本郵便株式会社「年賀イノベーション研究会」に参加。
『年のはじめに触れあう心―年賀状のいま、そしてこれから』(日本郵便株式会社発行)に、「年賀状の系譜とことばに対する感受性」を執筆。
2014年、NHK・Eテレ「知恵泉」、NHK総合「視点・論点」に出演。
【ホームページ】
今回応募作品の総評
今回もいろいろな貴重な思い出に接し、たくさんの豊かな人生をわたくし自身も過ごしたように錯覚し、とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。
入選か否かは大した問題ではありません。すべての思い出はそれぞれに尊いと思いました。作品名は特にお知らせしませんが、選考中にわたくしが感じた思いをいくつかご紹介し、総評に代えさせていただきます。
「犬のジョンからの年賀状。言葉は足型。すばらしいですね。嬉しいですね。見てみたい。」
「年賀状は効果的な販促ツールであると同時に、効果的な婚活ツールです。ただしその書き方については、この思い出から学ぶ必要があります。」
そして、今回の大賞作に、わたくしはこんな感想をもらしました。
「年賀状はすべての人をしあわせにしてくれる。年賀状万歳。」
山崎順子日本郵便株式会社 近畿支社 郵便事業本部 営業部 スーパーバイザー
略歴
2012年4月、38年間勤めた堺市立の小学校教諭を定年退職したあと、手紙文化を広めるために、日本郵便株式会社 近畿支社 郵便事業本部 営業部 スーパーバイザーとして勤務。
本社の企画している『手紙の書き方体験授業』に携わり、教育委員会に働きかけたり、学校への出前授業をしている。また、出前授業ができる講師育成にも協力している。
今回応募作品の総評
今年も「年賀状思い出大賞」審査の季節となり、うれしく思います。また、年々応募件数が増えているようで、いい傾向だと喜んでおります。
家族のつながりや職場での人間関係の中で、年賀状がいかに重要であるか、それぞれの作品の中から深く感じられました。多くの方にこの素晴らしい作品を読んでいただき、年賀状の再認識をしていただきたいと深く考えています。
この「年賀状思い出大賞」がいつまでも続きますようお祈り申し上げます。
紹介されました
- フジテレビ「とくダネ!」
- 2013年11月14日放送の番組内で、年賀状思い出大賞の授賞式イベントと、第5回の大賞作品が再現VTRで紹介されました。
- TBSテレビ「ひるおび!」
- 2013年12月13日放送の番組内で、第1回の大賞作品が再現VTRで紹介された他、受賞者インタビューが放送されました。
- 関西テレビ「ハピくるっ!」
- 2013年11月14日放送の番組内で、年賀状思い出大賞の授賞式イベントが紹介されました。
- 朝日新聞デジタル
- 2013年11月14日に、第6回年賀状思い出大賞の募集について掲載されました。
- 公募ガイド社「WEB公募ガイド」
- 2013年12月10日に、WEB公募ガイド新着公募情報内で年賀状思い出大賞の授賞式と、第6回の募集について掲載されました。
- Yahoo! ニュース
- 2013年11月14日に、年賀状思い出大賞の授賞式イベントが掲載されました。
- BS日テレ「良い国のニュース」
- 2012年11月12日放送の番組内で、年賀状思い出大賞の過去の受賞作品が再現VTRで紹介されました。
- 郵便局「かわら版」
- 郵便局のフリーペーパー「かわら版」2012年12月発行分の「気持ちが伝わる年賀状、新年の挨拶」枠で、書籍「年賀状のちから」の作品が紹介されました。※全国の郵便局で250万部配布。
過去の授賞作品
次回の募集について
第7回の募集開始は2014年11月を予定しています。
主催・後援
- 主催
- 運営会社:株式会社にっこう社
- 後援
お問い合わせ
TEL:06-6450-8029(平日 午前10:00~午後6:00)
E-mail:omoide@aisatsujo.com
諸権利
入賞作品の著作権及び、広告、商品化、書籍化(電子書籍を含む)などに使用する際の2次使用権は主催者に帰属します。応募作品に記載された個人情報は「第6回年賀状思い出大賞」に関わる審査、お問い合わせ、結果通知などに利用させていただきます。
応募作品が第三者の著作権その他の知的財産権を侵害している等トラブルが生じた場合、その作品の応募者は一切の費用を負担し、責任を持って処理・解決されるものとします。この場合、該当作品は入賞対象から除外するものとします。
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