こんにちは!挨拶状ドットコムの「もふ」です!
12月に入り、1年の終わりをひしひしと実感しています…
12月は特に「師走」という呼び名の通り、大掃除や年始に向けての準備でバタバタ😵💫
年賀状の準備もしなければ…と焦っている方も多いのではないでしょうか?
(かくいう私もまだ年賀状の準備ができていません🥺)
年賀状は1年に1度の大切なご挨拶。
でも実はその歴史については年賀状に携わるお仕事をしていても振り返ることは少ないです。
そこで、今回は改めて年賀状について詳しく知っていこうと思います!
年賀状はいつ生まれたの?
年賀状の歴史は古く、平安時代までさかのぼります。
当時の貴族たちは、手紙の文例集の中に年始の挨拶の文例を書き込み、遠方の人々へ新年のご挨拶を送っていました。
これが現在の年賀状の始まりとされています。
江戸時代になると、庶民の間でも年賀状を送る習慣が広まり、明治時代には郵便制度の整備とともに、現在の年賀状のような形に定着していきました。
年賀状に込められた想い
年賀状には、単なる挨拶だけでなく、様々な想いが込められています。
これらの想いは、時代が変わっても、人々の心に深く根付いています。
- 感謝の気持ち: 一年間お世話になった方々へ、感謝の気持ちを伝える
- 絆の再確認: 離れて暮らす家族や友人との絆を深める
- 新しい年の抱負: 新しい年への希望や目標を共有する
- 安否の確認: 遠方の知人・友人の無事を確認する
近年注目される「年賀状じまい」
一方で、近年では「年賀状じまい」という言葉が注目を集めています。
SNSやメールなど、デジタルなコミュニケーションツールが普及したことで、年賀状の代わりとなる手段が増えたことが背景にあると考えられています。
また、2024年の10月に実施された郵便料金の改定も年賀状じまいを考えるきっかけの一つにもなっているかもしれません。
「年賀状じまい」は、決して悪いことではありません。
人々の生活スタイルや価値観が多様化し、コミュニケーションの形も変化している中で、自分にとって一番ふさわしい方法で新年を祝うことは、とても自然なことです。
年賀状の未来:デジタルとアナログの融合
「年賀状じまい」という声がある一方で、年賀状には依然として魅力がたくさんあります。手書きの文字や心のこもったメッセージは、デジタルなコミュニケーションにはない温かさを私たちに与えてくれます。
近年では、年賀状のデザインも多様化し、写真入りやイラスト入りの年賀状など、個性豊かなものが数多く登場しています。また、スマートフォンアプリを使って簡単に年賀状を作成できるサービスも充実しています。
このように、年賀状はデジタルの要素を取り入れながら、その魅力を進化させています。デジタルとアナログの両方を使いこなすことで、より豊かなコミュニケーションが可能になるのではないでしょうか。
年賀状を通して、人と人とのつながりを大切に
年賀状は、単なる挨拶状ではありません。そこには、人と人とのつながりを大切にする気持ちや、新しい年への希望が込められています。
デジタル化が進む現代においても、年賀状を手にする喜びや、手書きの文字に込められた温かさは、私たちの心に響くものがあるはずです。
この機会に、ぜひご自身のライフスタイルに合わせて、年賀状を送ることを検討してみてはいかがでしょうか。
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