働くひと

公開日25.11.14

11・12月のプチNEWS「学生の頃のお手紙文化」

まうす

まうす
働くひと

こんにちは!挨拶状ドットコムの「まうす」です!
今回は株式会社GREETING WORKSで働く方々に学生時代のお手紙文化について、教えていただこうかと思い社内アンケートを実施してみました!
世代によって手紙に対する価値観や意識の違いなんかも分かって面白そうではないですか?!

学生時代に手紙を書いたことはありますか?

これを聞かないとはじまりませんよね…。
グラフを見ると思ったより多くの方が書いていたので、なんだか嬉しいです(^-^)

ちなみに、回答者世代は以下になります。

書いた事がある方はどんな内容の手紙を送ったのか?

今回はいくつか選択制にして、書く時のこだわりや記憶に残っているエピソードもお聞きしました!
圧倒的に手紙回しの方が多く、文通や手紙(ラブレター・ファンレターなど)も多かったです!
果たし状・挑戦状があったら、ちょっとおもしろいかなと思って、打算的に入れてみました。
あったらあったで、ちょっと困りますけど…。
その他の中にも興味深い回答がいくつかありました。

手紙(ファンレター・ラブレターなど)

学生時代、ときたま友達が手作りクッキーと一緒に手紙をつけて直接渡しに来てくれるのが嬉しかったです!
クッキーはもちろん美味しいんだけど、それよりも手書きの温かさを感じて嬉しかったですね。
もらった手紙は未だに捨てられない・・
手紙ってその人に合いそうな便箋を探すところから始まって、相手を想う時間がLINEよりも長いところも良いところだなぁと感じます!

ファンレターは封筒と便せんはいつもより高級感あるものを選んでた

10歳の時に書いた10年後の自分へ向けた未開封の手紙が実家の押し入れにきっと眠っているはずです

バレンタインでいただいた手紙に返信を書いてる途中、オカンにバレて、添削をされて恥ずかしい思い出があります

友達を思っての手紙
推しに思いを馳せた手紙
自分に宛てた、未来を想像した手紙
オカンにばれた恥ずかしい手紙

様々シチュエーションでの手紙エピソードですね。
人や物を想って使う時間って、なんだか楽しいですよね!

文通

長い間文通していた人と実際に会うことになり神奈川県まで行ったが、衝撃の告白があり悲しかったこと。

付き合うか付き合わないか、ぐらいの関係の時にちょうど相手の人が留学する事になり、当時は電子メールも普及していない時代だったので海外との文通で日々の出来事や安否の確認のやり取りをしていた。
今じゃ考えられないけれど、すぐに連絡がとれないもどかしさも含め、それはそれで良き経験だったとしみじみ思う。

今の時代だとあったことのない友達は普通にいるかもしれませんが、まだSNSなど普及していなかった昭和時代、「なかよし」という雑誌に文通相手募集みたいなコーナーがあって、そこに掲載されてた鳥取県の同い年の子にお手紙を送ったことがあります。

今思い返したら、そんな勇気よくあったなと思うのですが、小学生だから無敵だったんですかね(笑)

月に1回程度のやり取りで、お互いの学校のことやペットのことなど書いたり、好きなキャラクターのシールを送りあいっこしたり、1年2年は続いていたのかな。いつの間にかやり取りしなくなっちゃいましたが、40年以上たった今でも彼女がくれた「エディとエミィ」のミニカードは捨てられず持っています。
彼女は、今なにしているのかな~

小学生のころはハムスター雑誌で文通募集コーナーがあり、そこで募集していた同世代の子たちと文通をしていました。
その名残か今でもレターセットというものが大好きで、手紙を書く機会がないのに買い漁りたくなる衝動によく襲われます。笑

ティーン雑誌に文通相手募集みたいなコーナーもあって、今思うと非常に怖いのですが、住所年齢とか普通に記載してて、好きなアーティストのファン同士で知らない遠くに住んでる子や、海外の子と一生懸命英語調勉強して文通してました。
数年続き大人になって自然消滅で終わってしまいましたが、そのグループが再結成して最近活動してるのをSNSで見てて、みんなもフォロワーにいて同じ動画とか見てるんかな〜どうしてるんかなぁ。とか懐かしく思ったりしてます。もう連絡先を全然知らないしどうしようもないですけど。

共通のエピソードに雑誌などの文通募集コーナーを利用したことがあるという声でした。

学校の友達で事足りるのでは?と考えもしますが…実生活では出会えないような人たちと、文通を通して知り合えることが魅力的だったのかと思ったりしました。

手紙回し

  • みんなで手紙の折り方を共有し合っていた
  • 便箋をハート型などオシャレな折り方で交換するのが流行ってた。
  • ハートに折ったり字体を装飾してた
  • 中学生のときは、手紙の折り方のバリエーションをたくさん知っているひとはヒーローでした!
  • 先生にばれないようにこそこそ回すスリルが今考えれば最高の青春だったなと思います
  • 手紙回しはもっぱらルーズリーフを使っていましたがいろんな色を持っていて毎回違う色を使うようにしていました!

凝った折り方のなかにはハート型やボックス型など、バリエーションを模索している方やこだわり派もいたり、授業中に回すスリルを味わう人もいたりと、何人かの方も書いてますが、青春を感じます♪

中学生の時、メールもなかったので授業中に回したり、授業中に他のクラスの仲良い子宛に手紙を書いて休み時間に交換しに行くっていうのが大流行り。凝った織り方もたくさんありましたが忘れました。

誕生日プレゼントと一緒に渡したり、部活のコンクールやイベントの時の思いを伝えるために渡したりしていた気がします・・・青春🎺
実家には今でも残っているものがあって、部屋の整理をするときに読み返したりしています。
若い字してるな~とか、こんなことやってたな~とか、若かりし頃の記憶がよみがえりほっこりします。

一部の方はまだ、手紙回しの紙を残している方や違うクラスの子に渡しに行ったりと…
今だから、感じますがすごく貴重な出来事の一場面ですよね。

▼あと、手紙回しの中に、一枚入魂のような方もいました。

手紙回しはどれだけ1枚の紙を節約しつつ授業中先生に見つからないかにかけていて、1枚の手のひらサイズのメモ1枚の中で交換相手とやりとりしていました。(交互に新しい紙にするわけではなくずっと1枚を使う)また書く時も罫線は完全無視してむちゃくちゃ小さい字で短文にして、裏面までびっしりやりとりがあったので、どんなにかわいいメモ用紙でも見返すと柄が全く見えなくて呪いの手紙みたいに真っ黒です、笑
授業中の問題解く時間などにやっていたので、いかに早く問題を解いて手紙を回すかにかけていたので、逆に回答スピードが上がって成績は良かったです笑

圧倒的に手紙回しは女性が多かったですね。
ちなみに私は手紙というかというか絵しりとりみたいな事してました。
あと世代かもですが、黒い紙に「ミルキーペン」という淡い色の色ペンで文字を書くのが流行していたので、無駄にペンもってたり…
凝った折り方だと、セーラー服の形が流行ってましたね。

果たし状・挑戦状

シチュエーションを考えても、時代劇やバトル漫画ぐらいしかでてこないんですよね…
これは本当に実際にあったのか?

日本では戦国から江戸時代初期頃まで実際に存在しており、残っている資料は非常に少ないので、多くは創作や美化が混じっているらしいです。
現在の日本の法律には「決闘を禁止・処罰する法律」があるので、刑罰対象となるのでくれぐれも行わないでくださいね。

その他

  • 親への手紙
  • 小説を数行書いて次の人に渡すリレー小説などやっていました。
    (ホラーにしようとする方と動物のほのぼのにしようとする人の戦いが数行進むごとに起こったりしました)
  • お世話になった先生、先輩、後輩などにお礼のお手紙
  • 年賀状
  • 雑誌のおたより

その他の中でも「親への手紙」というのがあったのですが、詳細がなかったので、色々想像しちゃいました。
大学生の場合もあるので、初めての一人暮らしの時に送った手紙なのかなぁとか…

リレー小説を手紙で書くとか、かなり楽しそうですよね。
内容も個人の趣味を貫く感じが、結局どこにお話は終着したのか興味あります!!

手紙は今でも大切に持っている人が多いのでしょうか?

私は引越しのたびに整理してしまうので、残っていないですが…
今思えば、残しておけばよかったなと思ったりします。

捨てた人が多いかと思ったのですが、半数はまだ残っているというのに感動しました!
紙でのこっているものってたまに読み返したりさらに懐かしくなったり、同時に当時の事をありありと思い出す、素敵なツールだなと改めて思いました。

まとめ

デジタルに移行する瞬間に学生として過ごした世代が多く、素敵なエピソードや懐かしい話が豊富でした。
スマホが当たり前の世代の方の中にも手紙回しがあったことに驚きました。

みなさまのエピソードを聞いて、自分はどうだったのか振り返ったとき、海外に引っ越した友達に手紙を送るために、英語の先生に宛名の書き方を教えてもらったことを思い出しました。あのときは、それだけで特別な体験でしたし、返事のハガキや封筒に押されていた海外の消印も、とても新鮮で嬉しかった記憶があります。

アンケートを通して学生時代の手紙文化を振り返る中で、個人的に感じたのは、今より「時間」と「距離」がかかっていたことです。手紙を書くという行為には、相手に思いを馳せる時間や、直接会えない距離感が大きく影響していたんだなと実感しました。

現代では、LINEやSNSを使えば瞬時に相手と連絡を取ることができます。その分、相手のことを考える時間が短くなり、記憶に残りにくいように感じます。距離があるからこそ、手紙という形で心を込めて伝えようとする気持ちが強くなり、逆にその「待つ時間」や「距離感」が、思いをより特別に感じさせてくれたように思います。

相手を想う時間がLINEよりも長いところも良いところだなぁと感じます!」と書いていただいた方がいたのですが、本当にその通りだと思います!

相手を想う余裕を持ったコミュニケーションが、より温かみのある関係を築いていたんだなと改めて感じました。

挨拶状ドットコムでは、毎年「年賀状思い出大賞」という年賀状にまつわる思い出・エピソードを募集し、受賞作品を発表する公募を行っています。

毎年、心にぐっとくる作品が多く日本の年賀状文化って素晴らしいなと思い起こしてくれます。

第18回 年賀状思い出大賞のエピソードの募集を始めました!
あなたの心に残る年賀状の思い出をぜひシェアしてください

「年賀状思い出大賞」について下記のコラムで紹介しているので、よければ読んでみてください!

中の人が語る「年賀状思い出大賞」[前編]
中の人が語る「年賀状思い出大賞」[後編]

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