第17回 年賀状思い出大賞

結果発表

第17回 年賀状思い出大賞へのご応募、
ありがとうございました。
今回も全国から376作品ものエピソードが集まり、
全12点の素敵な受賞作品が決定しました。
人の優しさに溢れた年賀状ストーリーを
ぜひご覧ください。

大賞

第17回

年賀状思い出大賞

年賀状じまいに揺れる心

年賀状じまいに揺れる心
受賞者名
並木 みどり 様
審査員
コメント
SNSでも気を遣って送ったり返事を書いたりしている現代。であれば年賀状ならではの価値に目を向け、送りたい相手とだけ繋がることも一つの手段。素敵な関係だと思います。

準大賞

第17回

年賀状思い出大賞

異国で感じる温もり

異国で感じる温もり
受賞者名
加藤 里桜 様
審査員
コメント
日本から遠く離れているからこそ、届いた年賀状の温かさやありがたみを感じられたのではないでしょうか。年賀状は日本独特の優しい文化なのだと気付かされました。

日本郵便賞

第17回

年賀状思い出大賞

愛犬たふのお正月

愛犬たふのお正月
受賞者名
紫麻子 様
審査員
コメント
愛犬にも年賀状を送ってくれた女の子の優しさと、それを皆で分かち合える絆が感じられるエピソード。年賀状は気持ちを伝え、人を繋げるツールであると実感しました。

挨拶状ドットコム賞

第17回

年賀状思い出大賞

SNSから生まれた絆

SNSから生まれた絆
受賞者名
小滝 様
審査員
コメント
顔見知りでなくても、SNSから友人へと発展するというケースがあるのですね。そのきっかけを古風な年賀状がつくっている点が実に興味深くて新鮮です。

佳作

第17回

年賀状思い出大賞

佳作 1

佳作 2

佳作 3

佳作 4

佳作 5

佳作 6

佳作 7

佳作 8

年賀状をつくる理由

年賀状をつくる理由
受賞者名
ai 様
審査員
コメント
年賀状で家族の成長を伝え、相手を思いやり、穏やかな日常に感謝することを「未来につながる平和の草の根活動」と解釈されている点が素晴らしく、とても素敵な言葉です。

ぷっくりヘビと歩む歳月

ぷっくりヘビと歩む歳月
受賞者名
もちまる 様
審査員
コメント
干支が一周する12年ごとに、年賀状で家族の歩みを振り返り、歩んでいくのか想像する姿がユニークに表現されています。日常のさりげない幸福を映し出している点も秀逸です。

文字に宿る力

文字に宿る力
受賞者名
ぽすとまん 様
審査員
コメント
気持ちを伝えたいという感情はすべての人が持っていて、年賀状には短い文面でも相手に気持ちを伝えられる不思議な力がある。そのことをこの作品から教えられました。

天国からささやく声

天国からささやく声
受賞者名
田中 智代子 様
審査員
コメント
一年を無事に過ごせた喜びと、次の一年への決意を送る年賀状。お姉さんは旅立ちましたが、彼女の意思が年賀状の言葉に宿り、作者を包み、元気付けていることに感動します。

一通を笑う者は一通に泣く

一通を笑う者は一通に泣く
受賞者名
モモタロウ 様
審査員
コメント
一枚の年賀状が親友を元気付け、その未来を拓いた作品。「新年の力を借りて送ってみる」という表現はもちろん「迷うくらいなら行動する」行為が素晴らしいと思います。

未来の相談員

未来の相談員
受賞者名
あさくらゆみ 様
審査員
コメント
闇の中にあったAさんの命が、作者に励まされることで輝きを取り戻す。年賀状だからこそ、Aさんは作者と同じ相談員になりたいという希望を伝えれたのではないでしょうか。

おばあちゃんの願い

おばあちゃんの願い
受賞者名
マシュマロマン 様
審査員
コメント
中学生である作者の視点で語られた作品。肉体に限りがあっても魂は不滅だということを教えてくれます。おばあさんの意思は届いた年賀状の中で生き続けることでしょう。

SNSにはない工夫と愛情

SNSにはない工夫と愛情
受賞者名
ゆちぽ 様
審査員
コメント
工夫を凝らした年賀状に作者の祖母への気遣いや優しさが表れています。また祖母から作者への年賀状にも孫への愛情が溢れている。互いの絆を感じさせる素敵な作品です。
一言そえて思い出に残る年賀状をつくりませんか
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審査委員の紹介

徳丸 博之

五味 儀裕

中川 越

山崎 順子

徳丸 博之

徳丸 博之

株式会社グリーティングワークス 
代表取締役会長

大阪府出身
1969年 大阪府生まれ

2004年に挨拶状に特化したweb通販サイト「挨拶状ドットコム」を立ち上げ、以後年賀状印刷など、挨拶状に特化したwebサイトの運営を行う。

2009年の第1回 年賀状思い出大賞から審査委員を務める。

2020年にスポーツをする次世代をサポートする「一般社団法人アスリートサポートジャパン」代表理事に就任。

【運営サイト】
挨拶状ドットコム Professional 
https://www.aisatsujo.com/
挨拶状ドットコム Designer's 
https://www.aisatsujo.jp/
一般社団法人アスリートサポートジャパン 
https://www.athletesupport-japan.or.jp/

応募作品の総評

毎年、ありがたいことに審査をさせていただいています。しかし実は、審査をしている感覚で読んではいません。

全ての作品がお一人お一人の大切なエピソード。作品の情景を思い描きながら、心で感じ、泣いたり、ほっこりしたりと、自分の心がどう感じるのか大切にして目を通しています。年賀状を出す人が減っている中、それでも年賀状を出したり、出し続ける理由というのは、人それぞれにあるのだなと思いにふけりながら…。

今回もたくさんの素敵なエピソードが表彰されています。一つ一つの情景を思い浮かべながら読んでみてはいかがでしょうか。ぜひ温かい気持ちになって元気になってください。

五味 儀裕

五味 儀裕

日本郵便株式会社
執行役員

愛知県出身
1979年生まれ

2003年4月日本郵政公社入社。日本郵便株式会社 郵便・物流営業部担当部長、同 経営企画部担当部長、同 オペレーション改革部長、同 郵便・物流業務統括部長、同 郵便・物流事業企画部部長を経て、2022年4月から現職。

応募作品の総評

今回、初めて審査員をさせていただき、作品を拝読いたしました。

年始の挨拶をSNSで済ませる人が増えているこの時代だからこそ、年賀状一通一通にこれほど価値を感じ、大切されている方々がいることを嬉しく思い、弊社としても皆様の想いをのせた年賀状を大切にお届けしていかなければと、身の引き締まる思いでございます。

年に一度だからこそ、日頃伝えれない想いを添えて、形に残る贈り物として、これからも年賀状を楽しんでいただければ幸いでございます。

中川 越

中川 越

手紙文化研究家・コラムニスト

東京都品川区出身
1954年 東京都生まれ

雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙を資料として、「手紙のあり方」を考える。 また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、手紙の奥義を追究し、 多様な切り口から手紙に関する書籍の執筆、新聞、雑誌のコラムの連載、講演、テレビ、ラジオの番組出演など、 多岐にわたる活動を展開し、手紙の価値や楽しさを紹介している。

主な著書に
『すごい言い訳!』(新潮社)
『NHKラジオ深夜便 文豪通信』(河出書房新社)
『愛の手紙の決めゼリフ』(海竜社)
『文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた』(東京新聞出版局)
『漱石からの手紙 人生に折り合いをつけるには』(CCCメディアハウス)
『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』(マガジンハウス)
『文豪たちの手紙の奥義』(新潮文庫)
『実例 大人の基本 手紙書き方大全』『名文に学ぶこころに響く手紙』(以上、講談社)
『気持ちがきちんと伝わる! 手紙とハガキの書き方新事典』(朝日新聞出版)
『年賀状のちから』(CKパブリッシング)などがある。

2012年、日本郵便株式会社「年賀イノベーション研究会」に参加。『年のはじめに触れあう心 年賀状のいま、そしてこれから』(日本郵便株式会社発行)に、「年賀状の系譜とことばに対する感受性」を執筆。
2012年、東京新聞にて、コラム「手紙 書き方・味わい方」の連載を開始(2018年まで)
2014年、NHK・Eテレ「知恵泉」、NHK総合「視点・論点」に出演。
2016年、NHK総合「あさイチ」に出演。NHKラジオ「ラジオ深夜便」〈ないとエッセー〉に出演。
2017年、NHKラジオ「ラジオ深夜便」の「文豪通信」に、毎月一回レギュラー出演開始。2025年3月まで、放送回数92回。
2018年、東京新聞・中日新聞・北海道新聞にて、コラム「伝える工夫 手紙・メール」の三紙同時連載を開始。
2021年、SUNDAY'S POST - TOKYO FM/JFNにゲスト出演。
2022年、東京新聞にて「文人たちの日々好日」を毎月一回(第一土曜日)連載開始、現在も連載中。

【ホームページ】
https://sites.google.com/site/nakagawaetsu/

応募作品の総評

いずれの作品も、生活や人生の素敵なワンシーンを彷彿とさせる素晴らしいお話でした。そして、今回は際立った特徴がありました。年賀状じまいが加速する中、年賀状の役割の大きさを改めて感じさせてくれる作品がいくつもありました。

たとえば、SNSというバーチャル空間で知り合った若者同士が、年賀状というリアルなツールを通して交信することにより、「初めて互いの存在を実感することができた!」という作品に接し、年賀状再興の旗手は、むしろSNS世代なのかもしれないと思いました。

虚礼、惰性の色彩が濃くなり、「面倒」が先に立つようになってしまった年賀状は、むしろこれからこそが、その重要な役割が認識され、確かな年賀状文化が育まれていくのではないかと明るい気持ちにさせてくれる皆さんの作品でした。

ありがとうございました。

山崎 順子

山崎 順子

JPペンフレンドクラブ
JPPFCアドバイザー

大阪府出身
1951年 大阪府生まれ

2012年に38年間勤めた堺市内の小学校教諭を定年退職した後、手紙文化を広めるため、日本郵便株式会社 近畿支社 郵便・物流営業部 スーパーバイザーとして8年間勤務。小・中・大学にて手紙に関する出前授業や、郵便局・イベントの手紙教室開催に従事。

2020年4月からフリーでPFCアドバイザーとして、小・中学校へ暑中見舞いはがき、年賀状の書き方の出前授業を行なっている。

応募作品の総評

年賀状じまいをした…という話のある中で、年賀状から元気をもらったり、年賀状を大切にしていたり、年賀状で友達と繋っているという作品に感動しました。

この感動を年賀状を書かない人にも伝えたい。年に一度の繋がりでもいいので、ぜひ年賀状を書いてみましょう。

過去の受賞作品

  • 第1回思い出大賞
  • 第2回思い出大賞
  • 第3回思い出大賞
  • 第4回思い出大賞
  • 第5回思い出大賞
  • 第6回思い出大賞
  • 第7回思い出大賞
  • 第8回思い出大賞
  • 第9回思い出大賞
  • 第10回思い出大賞
  • 第11回思い出大賞
  • 第12回思い出大賞
  • 第13回思い出大賞
  • 第14回思い出大賞
  • 第15回思い出大賞
  • 第16回思い出大賞

次回募集について

第18回 年賀状思い出大賞の募集開始は
2025年11月上旬を予定しています。
今しばらくお待ちください。

お知らせ

書籍のご案内

『年賀状思い出大賞』が
本になりました。

挨拶状ドットコムの名物企画「年賀状思い出大賞」に寄せられた選りすぐりの作品を一冊の本に収録。大人から子供まで楽しめる世代を超えたエピソードが、心を温かくしてくれます。

年賀状のちから

詳しくはこちら

メディア紹介

2014年11月25日に、第6回「日本郵便賞」の作品が日本郵便の年賀特設サイト「郵便年賀.jp」にてショートムービーになりました。(アニメーション:鉄拳 / 音楽:吉田山田)

Copyright© JAPAN POST CO.,Ltd.All Rights Reserved.

2016年11月30日に、フジテレビ「ホウドウキョク」の年賀状特集にて、「年賀状思い出大賞」の記事が掲載されました。

お問い合わせ

omoide@aisatsujo.com

諸権利

入賞作品の著作権及び、広告、商品化、書籍化(電子書籍を含む)、映像化等に使用する際の二次使用権は主催者に帰属します。応募作品に記載された個人情報は「第17回年賀状思い出大賞」に関わる審査、お問い合わせ、結果通知、賞品の発送等に利用させていただきます。
応募作品が第三者の著作権および、その他の知的財産権を侵害している等のトラブルが生じた場合、該当作品の応募者は一切の費用を負担し、責任を持って処理・解決されるものとします。また、主催者は該当作品を受賞対象から除外するとともに賞品の返還要求を行い、応募者はこれに従うものとします。

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