第16回 年賀状思い出大賞

結果発表

第16回 年賀状思い出大賞へのご応募、
ありがとうございました。
今回も全国から394作品ものエピソードが集まり、
全12点の素敵な受賞作品が決定しました。
人の優しさに溢れた年賀状ストーリーを
ぜひご覧ください。

大賞

第16回

年賀状思い出大賞

一年に一度の一言

一年に一度の一言
受賞者名
りーちゃん 様
審査員
コメント
年賀状での相手を思い伝えるメッセージは、相手にも伝わり勇気を与える。「応援しています」という一言の威力を、若い瑞々しい感性が正確にキャッチした素晴らしい作品です。

準大賞

第16回

年賀状思い出大賞

三十一年間の成長記録

三十一年間の成長記録
受賞者名
ういろうたろう 様
審査員
コメント
先生というものは聖職だと思わせる作品です。毎年の年賀状で、かつての生徒が成長していく様子に感動されていたのではないでしょうか。33年ぶりの再会が楽しみですね。

日本郵便賞

第16回

年賀状思い出大賞

年賀状が与えた勇気

年賀状が与えた勇気
受賞者名
菜の花 様
審査員
コメント
不登校になっていても年賀状で励ましてくれた先生。年始にもらう手書きの応援メッセージは効果抜群ですね。作品を読んで、若い人へのエールは大人の責務だと気付かされました。

挨拶状ドットコム賞

第16回

年賀状思い出大賞

触って感じる思い

触って感じる思い
受賞者名
花花 様
審査員
コメント
「触れることのできる思い」。年賀状の大きな価値の一つは、まさにそこにあるのだと思います。仮想現実ではなく物体として触れることのできる言葉は、とても大切なものだと感じます。

佳作

第16回

年賀状思い出大賞

佳作 1

佳作 2

佳作 3

佳作 4

佳作 5

佳作 6

佳作 7

佳作 8

心の絆創膏

心の絆創膏
受賞者名
おのじゅん 様
審査員
コメント
強い絆で繋がっている奥様からの年賀状に元気をもらう。離れたからこそ感じる大切な人への愛おしさと、年賀状の果たしている役割の大きさが感じられる素敵な作品です。

孫からもらう宝物

心の絆創膏
受賞者名
大越 千鶴子 様
審査員
コメント
お孫さんから届く手書きの年賀状。そこに書かれた文字と絵から成長を感じられる幸せは、とても共感できます。お互いを思いやり、年賀状のやり取りを大切にしていることが伝わります。

三十五人の心友

三十五人の心友
受賞者名
おおやまゆみ 様
審査員
コメント
「年賀状って、一枚じゃなくて、一人なんだ」。とても大切な気づきであり素敵な言葉だと思います。年賀状のありがたさを、親友でなく心友の言葉として受け止めている点が素敵です。

ほろ苦いデビュー

ほろ苦いデビュー
受賞者名
mkm 様
審査員
コメント
子どもらしく可愛らしい年賀状デビューのエピソード。年賀状をクラス全員に送りたい気持ち、先生に送りたい気持ちが新鮮で、瑞々しい思い出として伝わってきます。

年賀状で支えあう人生

年賀状で支えあう人生
受賞者名
赤い林檎 様
審査員
コメント
一枚の年賀状が相手の人生を支え、送った人もまた、相手によって人生を支えられるという関係が垣間見えます。「誰か一人でも心に残る先生になりたい」という言葉が印象的です。

続いていく年賀状コンテスト

続いていく年賀状コンテスト
受賞者名
友井 わさび 様
審査員
コメント
孫の姿を見たいというご両親も素敵だが、コンテストとしてお子様の写真年賀状を競って送る作者ご夫婦も素敵です。年賀状が額に飾れる作品になる点も楽しい発見でした。

片付け中に見つけた親心

片付け中に見つけた親心
受賞者名
わし 様
審査員
コメント
心が弱っている時こそ、年賀状に書かれた気遣いの言葉が滲みわたり、これまでの愛情や優しさに感謝できる。年賀状は思いやりも育てているんだと気付かされたエピソードです。

かけがえのない友人

かけがえのない友人
受賞者名
松葉 三代子 様
審査員
コメント
年賀状を辞めたくない深い友人がいること。それはとても幸せなこと。年賀状の価値を求める人は必ずいて、その価値はきっと見直されるのではないかと予感させる作品です。
一言そえて思い出に残る年賀状をつくりませんか
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審査委員の紹介

徳丸 博之

指宿 一郎

中川 越

山崎 順子

徳丸 博之

徳丸 博之

株式会社グリーティングワークス 
代表取締役会長

大阪府出身
1969年 大阪府生まれ

2004年に挨拶状に特化したweb通販サイト「挨拶状ドットコム」を立ち上げ、以後年賀状印刷など、挨拶状に特化したwebサイトの運営を行う。

2009年の第1回 年賀状思い出大賞から審査委員を務める。

2020年にスポーツをする次世代をサポートする「一般社団法人アスリートサポートジャパン」代表理事に就任。

【運営サイト】
挨拶状ドットコム Professional 
https://www.aisatsujo.com/
挨拶状ドットコム Designer's 
https://www.aisatsujo.jp/
一般社団法人アスリートサポートジャパン 
https://www.athletesupport-japan.or.jp/

応募作品の総評

インターネットが普及し、SNSで人との繋がりも当たり前になっている世の中。だからこそ、年賀状が大切だと思える繋がりがあります。

世代ごとで捉え方は様々ですが、過去から現在にいたるまで、今も記憶に残っているメッセージはやはり格別なもの。そんな大切にしたい思い出が今年も多かったように思います。

それぞれのエピソードから「人の思い」を感じ取っていただけたら嬉しく思います。

指宿 一郎

指宿 一郎

日本郵便株式会社
執行役員

神奈川県出身
1974年生まれ

1997年4月に郵政省入省。日本郵便株式会社 郵便・物流事業企画部長、同 金融営業企画部長、同 中国支社長を経て、2024年6月から現職。

応募作品の総評

審査員を初めてお受けさせていただきました。

どの作品も年賀状への素敵な想いが詰まっています。人生には色々なことがありますが、良かったことも残念なこともあり、その時々の想いが年賀状には書かれています。

年賀状は人生に迷った時、ふと立ち止まった時に、もう一度前を向いて歩き出す、後押しをしてくれる、素敵な応援者でもあります。そのような年賀状を仕事として扱えることを誇りに思っています。

これからも、年賀状が皆さんの人生に少しでも役立つよう、年賀状文化を継続してまいります。

中川 越

中川 越

手紙文化研究家・コラムニスト

東京都品川区出身
1954年 東京都生まれ

雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙を資料として、「手紙のあり方」を考える。 また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、手紙の奥義を追究し、 多様な切り口から手紙に関する書籍の執筆、新聞、雑誌のコラムの連載、講演、テレビ、ラジオの番組出演など、 多岐にわたる活動を展開し、手紙の価値や楽しさを紹介している。

主な著書に
『すごい言い訳!』(新潮社)
『NHKラジオ深夜便 文豪通信』(河出書房新社)
『愛の手紙の決めゼリフ』(海竜社)
『文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた』(東京新聞出版局)
『漱石からの手紙 人生に折り合いをつけるには』(CCCメディアハウス)
『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』(マガジンハウス)
『文豪たちの手紙の奥義』(新潮文庫)
『実例 大人の基本 手紙書き方大全』『名文に学ぶこころに響く手紙』(以上、講談社)
『気持ちがきちんと伝わる! 手紙とハガキの書き方新事典』(朝日新聞出版)
『年賀状のちから』(CKパブリッシング)などがある。

2012年、日本郵便株式会社「年賀イノベーション研究会」に参加。『年のはじめに触れあう心 年賀状のいま、そしてこれから』(日本郵便株式会社発行)に、「年賀状の系譜とことばに対する感受性」を執筆。
2012年、東京新聞にて、コラム「手紙 書き方・味わい方」の連載を開始(2018年まで)
2014年、NHK・Eテレ「知恵泉」、NHK総合「視点・論点」に出演。
2016年、NHK総合「あさイチ」に出演。NHKラジオ「ラジオ深夜便」〈ないとエッセー〉に出演。
2017年、NHKラジオ「ラジオ深夜便」の「文豪通信」に、毎月一回レギュラー出演開始、現在も番組継続中。
2018年、東京新聞・中日新聞・北海道新聞にて、コラム「伝える工夫 手紙・メール」の三紙同時連載を開始。
2021年、SUNDAY'S POST - TOKYO FM/JFNにゲスト出演。
2022年、東京新聞にて「文人たちの日々好日」を毎月一回(第一土曜日)連載開始、現在も連載中。

【ホームページ】
https://sites.google.com/site/nakagawaetsu/

応募作品の総評

さりげない日常のさりげないドラマを支えてくれる年賀状。苦境に陥り苦悩するとき、誰よりも応援してくれる年賀状。懐かしい人との再会を願うとき、そのきっかけを無理なく自然に作ってくれる年賀状。美しい思い出への入り口になる年賀状。形と重さと色と手触りのある、バーチャルでない年賀状。つまりは「年賀状って、一枚じゃなくて、一人なんだ」と教えてくださった作品の数々でした。

誠実にひたむきに生きて、関わり合う人たちと互いに慈しみ合い、目に見えない温かな記憶を何よりも大切してきた方々の、 それぞれの大切な記録・作品は、今回も私自身に最高の反省の機会を与えてくださいました。もっともっと、日常のディテールを愛しなさいと教えてくださいました。すべての作品が、すばらしいオンリーワンです。そして、長く年賀状思い出大賞の作品を拝見し続けてきた者として喜ばしく思われるのは、応募作品全体を通じて、奇を競い、奇をてらうことのない健やかさが、回を重ねるごとに深化、充実してきたように感じられる点です。

夏目漱石は40歳の時に、文芸誌「ホトトギス」の編集長 高浜虚子に手紙で、新人の野上弥生子の原稿「縁」の掲載を推薦しました。漱石はその手紙で、このように推薦理由を述べました。「明治の才女がいまだ曽(かつ)て描き出し得なかった嬉しい情緒をあらわして居ます」。そして、当時好まれた一般的な小説をこのように評しました。「今の小説ずきはこんなもの(「縁」)を読んでつまらんといふかも知れません。鰒汁(ふぐじる)をぐらぐら煮て、それを飽く迄食つて、さうして夜中に腹が痛くなつて煩悶しなければ物足らないといふ連中が多い様である。それでなければ人生に触れた心持ちがしないと云って居ます。」漱石一流のユーモラスで辛辣な表現ですが、この批評は現代にも当てはまるように思われます。

年賀状思い出大賞の作品群は、「嬉しい情緒」が穏やかに伝わってきます。きわめて刺激的なものでなければ、「人生に触れた心持ちがしない」というのは誤りだと私に教えてくださった気がいたします。ありがとうございました。

山崎 順子

山崎 順子

PFCアドバイザー
(日本郵便株式会社 本社 切手葉書室 青少年ペンフレンドクラブ)

大阪府出身
1951年 大阪府生まれ

2012年に38年間勤めた堺市内の小学校教諭を定年退職した後、手紙文化を広めるため、日本郵便株式会社 近畿支社 郵便・物流営業部 スーパーバイザーとして8年間勤務。小・中・大学にて手紙に関する出前授業や、郵便局・イベントの手紙教室開催に従事。

2020年4月からフリーでPFCアドバイザーとして、小・中学校へ暑中見舞いはがき、年賀状の書き方の出前授業を行なっている。

応募作品の総評

今年の作品も年賀状に想いを寄せる作品が多かったように思います。

年賀状は、年に1度のごあいさつだけれども、心の繋がりとして根づいていることを感じました。そして、年賀状で励まし、励まされている作品に感動しました。

年賀状に一言添えることで、受け取る人に勇気や喜びを与えることもある。今年も、今年こそ、年賀状を書いていただきたいと思います。

過去の受賞作品

  • 第1回思い出大賞
  • 第2回思い出大賞
  • 第3回思い出大賞
  • 第4回思い出大賞
  • 第5回思い出大賞
  • 第6回思い出大賞
  • 第7回思い出大賞
  • 第8回思い出大賞
  • 第9回思い出大賞
  • 第10回思い出大賞
  • 第11回思い出大賞
  • 第12回思い出大賞
  • 第13回思い出大賞
  • 第14回思い出大賞
  • 第15回思い出大賞

次回募集について

第17回 年賀状思い出大賞 募集開始!
皆さまのご応募をお待ちしております。

第17回 年賀状思い出大賞 作品募集中

お知らせ

書籍のご案内

『年賀状思い出大賞』が
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挨拶状ドットコムの名物企画「年賀状思い出大賞」に寄せられた選りすぐりの作品を一冊の本に収録。大人から子供まで楽しめる世代を超えたエピソードが、心を温かくしてくれます。

年賀状のちから

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メディア紹介

2014年11月25日に、第6回「日本郵便賞」の作品が日本郵便の年賀特設サイト「郵便年賀.jp」にてショートムービーになりました。(アニメーション:鉄拳 / 音楽:吉田山田)

Copyright© JAPAN POST CO.,Ltd.All Rights Reserved.

2016年11月30日に、フジテレビ「ホウドウキョク」の年賀状特集にて、「年賀状思い出大賞」の記事が掲載されました。

お問い合わせ

omoide@aisatsujo.com

諸権利

入賞作品の著作権及び、広告、商品化、書籍化(電子書籍を含む)、映像化等に使用する際の二次使用権は主催者に帰属します。応募作品に記載された個人情報は「第16回年賀状思い出大賞」に関わる審査、お問い合わせ、結果通知、賞品の発送等に利用させていただきます。
応募作品が第三者の著作権および、その他の知的財産権を侵害している等のトラブルが生じた場合、該当作品の応募者は一切の費用を負担し、責任を持って処理・解決されるものとします。また、主催者は該当作品を受賞対象から除外するとともに賞品の返還要求を行い、応募者はこれに従うものとします。

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