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結果発表

大賞 第12回年賀状思い出大賞

海の中のおかあさん

準大賞 第12回年賀状思い出大賞

思い出のフラッシュバック

日本郵便賞 第12回年賀状思い出大賞

年賀状が育んだ思いやり

挨拶状ドットコム賞 第12回年賀状思い出大賞

天国のジジとババ

佳作 第12回年賀状思い出大賞

一言そえて思い出に残る年賀状をつくりませんか
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審査員紹介

徳丸博之

徳丸博之

株式会社グリーティングワークス 代表取締役会長

大阪府出身
1969年 大阪府生まれ

2004年に挨拶状に特化したweb通販サイト「挨拶状ドットコム」を立ち上げ、以後年賀状印刷など、挨拶状に特化したwebサイトの運営を行う。

2009年の第1回 年賀状思い出大賞から審査委員を務める。

【運営サイト】
挨拶状ドットコム Professional https://www.aisatsujo.com/
挨拶状ドットコム Designer's https://www.aisatsujo.jp/

応募作品の総評

数年前に、この年賀状思い出大賞の作品をまとめた書籍「年賀状のちから」を出版しました。今回の選考にあたり、やはり年賀状は力だ!ということを改めて感じます。

人は子供、孫、恩師、友人など、周りの多くの方から力をもらい、時に力を与える。それが年賀状の持つ力なのではないでしょうか。人生の大きなターニングポイントになっている人も多いのだと、作品を読んで気づかされ、また感銘を受けています。

年賀状という一枚の白い紙に思いが乗り、日本中に飛び交う元旦。本当に素敵な日本文化です。全ての作品の中の背景や思い、行動。全てに乾杯です。

諫山 親

諫山 親

日本郵便株式会社 取締役副社長兼執行役員副社長

千葉県出身
1958年生まれ

2019年から現職。1982年の郵政省入省以来、郵政3事業全般及び放送・通信事業の業務を務めたほか、内閣官房郵政民営化準備室において郵政民営・分社化法案の作成に携わる。その後、日本郵便株式会社において郵便・物流事業を中心に担当。

第9回より年賀状思い出大賞の審査員を務める。

応募作品の総評

「年賀状思い出大賞」への応募作品から、家族、友人、師弟、職場などの多種多様な人と人の温かいやり取りや絆が感じとれます。どの作品もすばらしく胸が熱くなりました。作品を通して、年賀状に書かれた言葉の、人に与える力強さを感じていただければと思います。

今年はコロナ禍と大変な状況ですが、日本郵便は時代を通して受け継がれてきた素晴らしい文化である年賀状をご提供し、しっかりとお届けすることで、多くの皆さまに少しでも元気や勇気を与えることができればと考えております。

中川 越

中川 越

東京都品川区出身
1954年 東京都生まれ

雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。
古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙から「手紙のあり方」を考える。
また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、そのエッセンスを紹介するなど、多様な切り口から手紙に関する書籍を執筆し、手紙の価値や楽しさを紹介している。

主な著書に
『文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた』(東京新聞出版局)
『漱石からの手紙 人生に折り合いをつけるには』(CCCメディアハウス)
『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』(マガジンハウス)
『文豪たちの手紙の奥義』(新潮文庫)
『社格を上げる トップリーダーの手紙』(新日本法規出版)
『実例 大人の基本 手紙書き方大全』『名文に学ぶこころに響く手紙』(以上、講談社)
『気持ちがきちんと伝わる! 手紙とハガキの書き方新事典』(朝日新聞出版)
『年賀状のちから』(CKパブリッシング)などがある。

2012年、日本郵便株式会社「年賀イノベーション研究会」に参加。
『年のはじめに触れあう心 年賀状のいま、そしてこれから』(日本郵便株式会社発行)に、「年賀状の系譜とことばに対する感受性」を執筆。
2014年、NHK・Eテレ「知恵泉」、NHK総合「視点・論点」に出演。
2016年、NHK総合「あさイチ」に出演。NHKラジオ「ラジオ深夜便」〈ないとエッセー〉に出演。
2017年、NHKラジオ「ラジオ深夜便」の「文豪通信」に、毎月一回レギュラー出演中。

【ホームページ】
https://sites.google.com/site/nakagawaetsu/

応募作品の総評

今年も、年賀状を通して経験された数多くのすばらしい思い出に直に接することができ、これほど楽しく、また感慨深いことはありません。

年賀状は、ときに友愛を、親子愛を、夫婦愛を、師弟愛を、隣人愛、同僚愛を確認し合い、また深め合うために大活躍します。毎年紹介される思い出の多くは、以上のいずれかの関係に分類されるわけですが、分類としては重なっても、内容としてはいつも新鮮です。それは当然、人それぞれ、異なる唯一無二の人生を歩むからです。

特別他と異なる奇跡を描く人生ではなくても、その内容は個々に特別です。その特別さが、素直に力みなく、穏やかに伝わってくる作品が多く、とても心地よい思いで一作一作を拝見させていただき、読後の清涼感は増すばかりです。

多くの応募者の皆様のおかげで、回を重ね続ける当「年賀状思い出大賞」は、賞としても確実に成長、成熟をし続けている気がいたします。そして、私個人としては、今回は当大賞史上の最高傑作が生れたと感じております。親子の愛情をこれほど鮮明に強く美しく表現した作品は、類例を見ないと断言できます。

「年賀状思い出大賞」に、これまで参加された皆様お一人お一人、そして当大賞を運営され、協力される皆様方の、他者への愛を大きな裾野として建設された、まばゆい金字塔ということができると確信します。

山崎順子

山崎順子

日本郵便株式会社 PFC(青少年ペンフレンドクラブ)アドバイザー 

大阪府出身
1951年 大阪府生まれ

2012年に38年間勤めた堺市内の小学校教諭を定年退職した後、手紙文化を広めるため、日本郵便株式会社 近畿支社 郵便・物流営業部 スーパーバイザーとして8年間勤務。小・中・大学にて手紙に関する出前授業や、郵便局・イベントの手紙教室開催に従事。

2020年4月からPFCアドバイザーとして、暑中見舞いはがき、お礼状、年賀状の出前授業や、郵便局長への出前授業、講師育成を行なっている。

応募作品の総評

暑中見舞いに比べ、年賀状は習慣として書いている人が多いと思いますが、この「年賀状思い出大賞」が12年も続いていることは素晴らしいこと。

年に一度の便り、あいさつだけど、細くてもつながりが大切だと結論づける作品が多くみられました。日本の伝統文化としての年賀状は、SNSが広がりつつも日本人の心にしっかりと存在し、今後も広がりつつあるように感じます。

新型コロナウイルスの影響で外に出ることを自粛する人が多い中、年賀状をじっくり書こう、年賀状を見直そうという雰囲気が広がれば良いと願っています。

これからも、心の交流、つながりとしての年賀状を皆様が書いてくださることを楽しみにしています。

過去の受賞作品

  • 第1回思い出大賞
  • 第2回思い出大賞
  • 第3回思い出大賞
  • 第4回思い出大賞
  • 第5回思い出大賞
  • 第6回思い出大賞
  • 第7回思い出大賞
  • 第8回思い出大賞
  • 第9回思い出大賞
  • 第10回思い出大賞
  • 第11回思い出大賞

次回募集について

第13回の募集開始は2020年11月を予定しています。

お知らせ

書籍のご案内

『年賀状思い出大賞』が本になりました。

挨拶状ドットコムの名物企画「年賀状思い出大賞」に寄せられた選りすぐりの作品を一冊の本に収録。大人から子供まで楽しめる世代を超えたエピソードが、心を温かくしてくれます。

年賀状のちから

メディア紹介

郵便年賀.jp

2014年11月25日に、第6回「日本郵便賞」の作品が日本郵便の年賀特設サイト「郵便年賀.jp」にてショートムービーになりました。(アニメーション:鉄拳 / 音楽:吉田山田)

ホウドウキョク画像

2016年11月30日に、フジテレビ「ホウドウキョク」の年賀状特集にて、「年賀状思い出大賞」の記事が掲載されました。

お問い合わせ

omoide@aisatsujo.com

諸権利

入賞作品の著作権及び、広告、商品化、書籍化(電子書籍を含む)、映像化等に使用する際の二次使用権は主催者に帰属します。応募作品に記載された個人情報は「第12回年賀状思い出大賞」に関わる審査、お問い合わせ、結果通知、賞品の発送等に利用させていただきます。

応募作品が第三者の著作権および、その他の知的財産権を侵害している等のトラブルが生じた場合、該当作品の応募者は一切の費用を負担し、責任を持って処理・解決されるものとします。また、主催者は該当作品を受賞対象から除外するとともに賞品の返還要求を行い、応募者はこれに従うものとします。

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