こんにちは!
挨拶状ドットコムを運営する株式会社GREETING WORKSの広報担当「ジュン」です。
今回は、私たちGREETING WORKSの「一風変わった社会への取り組み」を、主な3つに絞ってご紹介させていただきます!
●年賀状思い出大賞
●元気だ状プロジェクト
●39プロジェクト
では早速ご紹介・・・といきたいのですが、その前にこの取り組みのコンセプトと、始めたきっかけについてお話しさせてください。
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【コンセプト】
「社会にプラス、思いやり。」をコンセプトに、私たちGREETING WORKSがホスピタリティーの精神で活動しています。
この取り組みのことを社内では「グリピタリティー」と呼んでいます。
響きがちょっと可愛くないですか?(^^)
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【始めたきっかけ】
これまで多くの方々に、人生の節目で「挨拶状ドットコム」をご利用いただいてきました。その挨拶状やはがきに書かれたメッセージには、その方の思いやりが詰まっています。
いつしか、人を思いやる気持ちこそが大切だと思うようになり、自分たちでも発信できないかと考えた結果、15年前にこの取り組みをスタートさせるに至りました。
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前置きが長くなりましたが、一つ一つご紹介させていただきますので、良ければ最後まで読んでいただければ嬉しいです♪
年賀状思い出大賞
まずは、15年前にスタートし、現在も続いている「年賀状思い出大賞」から。私たちのソーシャル活動の礎となっている企画です。
この「年賀状思い出大賞」は、年賀状にまつわる思い出・エピソードを400字詰め原稿用紙に記載して応募いただき、それを私たち運営スタッフと外部審査員が審査し、受賞作品を発表するという趣旨の公募企画です。
年賀状に込められた「思いやりの心」「日本人ならではの優しさ」「人の生き生きとした姿」を多くの方に知っていただき、改めて大切なことに気づいていただけるよう活動しています。挨拶状ドットコム、GREETING WORKSらしい取り組みだと思っています。
毎年900前後の作品が届くんですよ♪
活動を続ける中で、この「年賀状思い出大賞」を毎年楽しみにしてくださる方が増えていきました。それだけでなく、手紙文化研究家の中川 越先生の助言がきっかけで書籍化されたり、第5回からは、日本郵便株式会社様に後援していただけることになり、東京中央郵便局内で授賞式も開催。また、TVを含めた各メディアでも紹介され、ドラマ化もしていただきました。
一番驚いたのは、第6回の「日本郵便賞」が日本郵便様の年賀状特設サイト「郵便年賀.jp」の企画に取り上げられたことです。パラパラ漫画で有名な鉄拳さんにアニメーションを制作いただき、吉田山田さんがオリジナル曲を書き下ろしてくれました。
コツコツ頑張っていれば、こんなことも起こるんだなぁと感じた瞬間でした。
現在、第15回の審査を始めたところで、10月には挨拶状ドットコム年賀状サイトの特設ページに受賞作品を掲載、11月からは次回の募集も開始するのでぜひお楽しみに♪
過去の受賞作品もこちらから見ることができるので、少しでも気になった方は大賞作品だけでも読んでいただけると嬉しいです(^^)
元気だ状プロジェクト
続いてのソーシャルな取り組みは、「元気だ状プロジェクト」。
2011年3月11日に起きた東日本大震災。東北では多くの命が犠牲になりました。
私たちGREETING WORKSの代表をはじめスタッフ数名も、震災後に広田地区に救援物資を運んだのですが、その惨状を目の当たりにし言葉を失いました。
「挨拶状を扱う会社として何かできることはないか」と考えた結果、私たちは同じ想いを持つ仙台の印刷会社、今野印刷株式会社様と共同で、「自分たちは元気だよ」と伝えられる年賀状に代わるはがき「元気だ状」を作ることにしました。
東北では、年始を迎えた挨拶におめでたい賀詞の入っている年賀状は出しにくいという声が多くあったためです。
「元気だ状プロジェクト」の仕組みはこうです。
まず複数のクリエイターに協力いただいた「元気だ状」のデザインを制作し、WEBサイトやカタログに掲載して、一般の方に向けて販売。それにあわせて募金を募りました。
そこで得た収益はすべて東北の方々に使っていただく「元気だ状」の資金とし、必要な方に無償で配布いたしました。
現地をヒアリングした結果、東北で被災された方は「全国から届くエールや心配する声に応えたい」と思っていることが分かったので、自然とこのアイデアが生まれたのでした。
目標は10万枚の「元気だ状」が全国に飛び交うこと。そのためにはWEBだけでなく、リアルイベントを開催したり、宣伝してくれる人の協力が必要不可欠なのですが、そこで力になってくれたのが、当時インターンとして会社にきてくれていた関西の学生と仙台の学生たち。彼らは、そのネットワークやフットワークを使ってキャンパスや商業施設などで募金活動やイベントをたくさん実施してくれました。
想いを共にする企業、学生、全国の方々の協力があり、1年後には本当に10万枚以上の「元気だ状」が全国を飛び交い目標を達成。2年目も続けて支援した後、プロジェクトを終了させました。
2011年の年末は、メディアにも注目されました。
Yahoo!のトップページ記事としてピックアップされた他、連日マスコミからの取材申し込みがあり、TVや新聞に多数取り上げられ大忙しの日々でした。でも、いかに世の中の人が東北を応援しようとしているかが分かり嬉しかったですし、阪神淡路大震災を経験した私にとっても「やって良かった」と思えた取り組みとなりました。
39プロジェクト
最後は、「39(サンキュー)プロジェクト」を紹介させていただきます。
この「39プロジェクト」は私たちGREETING WORKSの代表がきっかけで始まったプロジェクトで、2010年から2014年の5年間にわたり取り組んできました。
趣旨はいたってシンプル。3月9日を「サンキューの日」として定め、誰でも気軽に「ありがとう」を伝え合える日にしよう!というもの。
面と向かって人に感謝を伝えるのは照れ臭いものですよね。それをこのプロジェクトでは、手紙やはがきなどのツールを使って、誰でも気軽に伝え合えるよう取り組んできました。
これまで実施してきた主なイベントは下記の通りです。
●3月9日/初のありがとうを伝えるイベント「感謝の日」をエル・おおさかで実施
●4月14日/賛同する方々と感謝について考える「39オフ会」がスタート
●9月3日/中間イベントとして松本隆博さんによる「5合目ライブ」を大阪で実施
●11月14日/NPOこども盆栽様と共同で子供向けイベント「まち39」を実施
●3月6日/「39WEEK」の子供向けイベント「こども39」をアートエリアB1で実施
●3月9日/「39WEEK」のメインイベント「39の日」を
山本シュウさんをゲストに大阪中央公会堂で実施
●3月12日/「39WEEK」のエンタメイベント「39ライブ」を
松本隆博さんをゲストにららぽーと甲子園で実施
●2月14日/ありがとうを伝えるイベント「39落語DAY」を落語家 桂きん太郎さん
協力のもと天満天神繁昌亭で実施(スペシャルゲスト:桂きん枝さん)
●3月9日/ありがとうを伝えるイベント「39の日」を追手門学院大阪城スクエア
で実施
●3月9日/ありがとうを伝える地域イベント「39ながくて」を長久手市文化の家
で実施
●9月3日/中間イベントとしてこころばこさんによる「5合目ライブ」を三宮で実施
●3月9日/ありがとうを伝えるイベント「39の日」を大阪 芝川ビルで実施
●3月6日〜11日/ありがとうを伝えるイベントを全国の5都市で実施
大阪/GARDEN BAR & COFFEE JAPANでイベント「39の日」を実施
兵庫/コアキタマチショッピングセンターでイベント「39こうべ」を実施
京都/ゼスト御池でイベント「39きょうと」を実施
愛知/アピタ長久手店でイベント「39ながくて」を実施
高知/馬路村のダンス教室とコラボしたイベント「39うまじむら」を実施
プロジェクト自体は終了しましたが、現在でも3月9日には社内向けの取り組み「39ブレス」として継続。スタッフ同士、家族、取引先の方などに感謝を伝えています。
感謝を伝えることに規模は関係ありません。
皆さんも「そういや、3月9日はサンキューの日だったなぁ」と思い出し、気軽にご家族や友人、同僚に「いつもありがとう」と伝えてみてはいかがでしょうか?
グリピタリティーはまだまだ続く
いかがでしたか?
どの取り組みもCSR的なものではなく、小規模ながらも私たちGREETING WORKSらしい人の手を介した取り組みになっていると思います。今回ご紹介したもの以外にも様々な取り組みをしていますし、今後も「社会に思いやりをプラス」していきます。
「私はこんなことをやってるよ」といった皆さんのオススメの取り組みがあれば、ぜひ私たちにも教えてくださいね♪
コラムに対するご意見やご感想もお待ちしています(^^)
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